コンテナハウスコラム

四半世紀以上にわたり現場に立ち
研究し続けてきた私たちだから語れる
リアルな“コンテナハウスの深堀り話”です。

更新日:2025.07.24

コンテナハウスのデザイン

コンテナハウスの事業企画

コンテナハウスの活用術

コンテナハウス × トリミングサロンは完全マッチング

愛するワンちゃんと過ごす時間が、もっと特別になる場所。わたしだけの、トリミングサロンが“この箱”から始まる。あなたの夢だった「小さなトリミングサロン」。それが、13㎡のコンテナから、想像以上のカタチで叶います。
✔ 可愛いのにプロ仕様
✔ たった1台のブースで充分、予約制で丁寧に
✔ どこにでも運べて、どこでも始められる
✔ おしゃれで目をひく外観が、お客様の記憶に残る
「ただの建物」じゃない。それは、あなたのセンスと愛情が詰まったブランドショップ。あなたのワンちゃんへの想いが、そのまま空間になる。それが、MIKAN(未完)HOUSE_CONTAINER × トリミングサロンです。

コンテナハウス × トリミングサロンのマッチングは、まさに奇跡的な「ジャストフィットの結晶」です。以下の3つの観点から、なぜこれが絶妙な組み合わせなのかを深掘りしてみましょう。

完全なる大きさのマッチング──13㎡という“適正解”

トリミングサロンに必要な面積は、おおよそ10~16㎡前後。
そこに、LAYDOWN構造の20FEETコンテナがピタリとハマるんです。内寸は約13.5㎡前後で、「小さすぎず、大きすぎない」、サロン用途にとってベストバランスな面積。
トリミングブース1台+待機スペース
受付カウンター+収納棚
業務用シンク+換気設備
これらを無理なく配置でき、かつ動線もコンパクトにまとまる。
まるでこの空間が、トリミングサロン専用に設計されたかのようなフィット感。
坪単価で迷う必要もない、“ワンモジュール完結型”の潔さ。

イメージのマッチング──唯一無二の店舗個性を演出できる

コンテナ建築の持つ、ストリート感・インダストリアル感・DIY感。
これが、「こだわり派トリマーの世界観」とがっちり噛み合うんです。
「うちの子を特別に可愛くしてくれる」というイメージ作り
SNS映えする外観で、自然と拡がる認知と集客
ナチュラル系/北欧風/ブルックリン系などのテーマ演出がしやすい
要するに、“内装にこだわれる箱”としてのポテンシャルが高い。
普通のテナントではできない、“自分ブランド”の店づくりが叶うのです。

手軽さのマッチング─スピーディーに始めて、いつでも移設も可能

そして最後にして最大のメリット──スピードと自由度。
施工期間:最短1ヶ月〜2ヶ月(内装含む)
コスト:在来建築の1/2〜1/3
移設可能で将来の店舗展開・転業にも対応。
ONE_UNITで構成可能なので、完全に「移設可能モジュール」として作れる。
設置の時も「完成品を持ってきてすぐさま設置」
移設希望があれば「そのまま移設」が可能な作りができます。
これはまさに、個人事業主や小規模オーナーの夢の建築。
「ちょっと郊外に、自分だけの可愛いサロンを開きたい」という願いに対し、
コンテナは“そのまま夢を運んでくる道具”になってくれます。

13.5㎡から始まる、小さくて強いトリミングサロン

今、ペットトリミング市場は、確かな需要とともに個性の時代を迎えています。
その中で求められているのは、大きな資本ではなく、「誰にも真似できない私だけの空間」。
そこにジャストフィットするのが、建築用新造コンテナを活用したミニマル型トリミングサロンです。
約13㎡の空間には、トリマーの技術と感性、そしてお客様とペットとの信頼関係が凝縮されます。
さらにこの箱は、デザイン性・可動性・収益性の全てを高いレベルで両立。
まさに、“スモールビジネスのためのスマート建築”。
この企画では、低投資・短納期・高付加価値を実現する、新しいペットサロン事業のモデルをご提案します。
そしてその舞台装置には、無限の可能性を秘めたMIKAN(未完)HOUSEが選ばれました。

総まとめ:トリミングサロン × コンテナハウス 

= 「ちょうどいいサイズ」×「世界観を演出できる外観」×「すぐに始められる手軽さ」
この三拍子が揃ったとき、そこにはすでに小さくて強いブランドが生まれ始めているのです。

 トリミングサロンのコスト

コンテナ20FEETX1台 200万円
内装費用 100万円
サッシ、扉などの開口部 50万
給排水設備費用 150万円
電気設備費用 100万円
設計費用 100万円

その他、基礎費用(地盤によって変化)、設置費用(距離などで変化)、給排水インフラへの接続(状況で変化)。これらは変動はありますが大雑把に言って合計300万円程度とすれば、上記と合計で1000万(税別)、
あとは導入する「什器、設備機器」などになります。
実際にはご希望をお聞きして図面を描いてお見積もりとなりますが、概ねそのような価格帯になるでしょう。MIKAN(未完)HOUSE対応をとっていただけば、かなりコストダウンはできるかも知れません。それはあなたが何ができるか次第です。ただ、オリジナルのデザインにこだわるならば、MIKAN(未完)HOUSEはとても面白い選択です。

記事の監修者

大屋和彦

大屋和彦

九州大学 芸術工学部卒 芸術工学士
早稲田大学芸術学校 建築都市設計科中退。
建築コンサルタント、アートディレクター、アーティスト、デザイナー。

1995年よりコンテナハウスの研究を開始。以後30年間にわたり、住宅、商業施設、ホテル、福祉施設など300件以上のプロジェクトに携わる。特にホテルをはじめとする宿泊施設型コンテナハウスの設計・施工に圧倒的な実績を誇る。商業施設、住宅分野にも多数の実績があり、コンテナハウス建築業界で幅広く活躍している。