コンテナハウスコラム

四半世紀以上にわたり現場に立ち
研究し続けてきた私たちだから語れる
リアルな“コンテナハウスの深堀り話”です。

更新日:2025.03.09

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富士を望む「小山町」の高台のコンテナハウスの別荘

小山町で富士山を望む別荘を建築します。小山町は静岡県の東部に位置し、富士山の南側に広がるエリアで、都心からのアクセスも良い魅力的な場所です。
最近の「別荘」は「2拠点生活」の意味が強く、かつての「避暑」だとかのイメージとは様相がかわってしまっています。実際に生活を潤いのあるものに十分使っていこうという意味が強くなっています。
そんな時コンテナハウスで気軽に「別荘」を考えられるのはなかなか画期的です。

小山町の特徴と富士山ビューのポイント
• 今回は須走(すばしり)エリア
• 標高が高く、富士山を間近に感じられる
• 富士登山道「須走口」の起点があり、登山やハイキング好きに最適
• 冬場は積雪もあるので、寒冷地仕様の建築を考慮


• 足柄平野エリア(足柄駅周辺)
• 比較的なだらかな地形で、広い敷地を確保しやすい
• 富士山を望める南向きの開放的な土地が多い
• 新東名高速「小山PAスマートIC」からのアクセスも良好
• 明神峠・三国峠エリア
• 富士スピードウェイにも近く、車好きにも人気
• 富士山だけでなく、箱根の山々の眺望も楽しめる
• 別荘地としての開発が進んでいる

別荘建築のポイント
1. 眺望を最大限に活かす設計
• 大開口の窓やウッドデッキを設置し、富士山を一望できるレイアウト
• 2階リビングや屋上テラスで眺望を確保するのもおすすめ

2. 寒冷地・積雪対策
• 冬場の冷え込みが厳しいため、高気密・高断熱の設計が必須
• 床暖房や薪ストーブを取り入れると快適
• 屋根の雪対策(傾斜をつける・耐雪構造)も重要
3. 周辺環境に配慮したデザイン
• 自然との調和を考えたナチュラルなデザイン(木材や石材を活用)
• プライバシーを守るための植栽や塀の工夫
• 外部照明を控えめにして星空を楽しめるようにする
4. アクセスと利便性
• 小山町は都心から車で約1.5時間とアクセス良好
• スーパーや病院は御殿場エリアまで出る必要があるので、生活圏を考慮
• 週末別荘なら高速IC近く、長期滞在なら静かな高台が良い

記事の監修者

大屋和彦

大屋和彦

九州大学 芸術工学部卒 芸術工学士
早稲田大学芸術学校 建築都市設計科中退。
建築コンサルタント、アートディレクター、アーティスト、デザイナー。

1995年よりコンテナハウスの研究を開始。以後30年間にわたり、住宅、商業施設、ホテル、福祉施設など300件以上のプロジェクトに携わる。特にホテルをはじめとする宿泊施設型コンテナハウスの設計・施工に圧倒的な実績を誇る。商業施設、住宅分野にも多数の実績があり、コンテナハウス建築業界で幅広く活躍している。