コンテナハウスコラム
更新日:2025.03.02
コンテナハウスのデメリット
コンテナハウスの豆知識
現代コンテナ建築研究所独自の「高床式」ハイマウントコンテナハウスについて
現代コンテナ建築研究所(IMCA)は、独自の「高床式」ハイマウントコンテナハウスを提供しています。 この設計は、建築確認申請が付属した標準設計のコンテナハウスであり、セルフビルド(自力建設)も可能にする規格品としても提供されています。
高床式のデザインにより、通気性の向上や湿気対策、設備系配管のフレキシビリティに確保(メンテナンスの容易さ)、ステージ感を作り出すことによる居住性の向上、スタイリッシュさ、床上浸水等の災害防止、などが施され、快適な居住空間を実現しています。
高床式のデザインとは、建物の床を地面から高く持ち上げる構造のことです。日本の伝統的な高床式倉庫(例えば、縄文時代や弥生時代の高床式住居)と同様に、湿気対策や通気性の向上、害虫の侵入防止などのメリットがあります。

整理してみましょう
「高床式」ハイマウントコンテナハウスのメリット
湿気対策・耐久性向上
• 地面から浮かせることで湿気の影響を受けにくく、建物の耐久性が向上します。
• 雨水の影響を受けにくく、浸水リスクが低減しますね。
通気性の向上
• 建物の下に空間を設けることで、風通しが良くなり、夏場でも室内が涼しく保たれる。床の下を風が通るなんて、爽やかで「気持ちいい」じゃないですか。
害虫・小動物対策
• 地面に直接設置しないため、シロアリやネズミなどの害虫が侵入しにくい。あるいは、そのような被害が発生したときに対処がしやすい構造となっています。
特に色々な生き物が沢山住んでいる「南の島」などでは「ハウマウント式」は生活上とても喜ばれています。
また、エアコン室外機などの「設備機器」を「床下」に設置できますので、特に塩害地域などでは圧倒的に機器の寿命が伸びます。

景観との調和・設置の柔軟性
• 傾斜地や湿地帯など、通常の住宅が建てにくい場所でも設置可能になります。(敷地の傾斜への対応はしやすくなります)
• 柱や基礎を工夫することで、環境に合わせたデザインが可能。
• 居住部分の目線の高さが、普通より1Mほど高くなり「ステージ感」が出て、心地よい。
モジュール型でセルフビルドが可能
• コンテナハウスとして規格化されており、組み立てや設置が容易となります。
• 必要に応じて増設や移設も可能です。

まとめ
現代コンテナ建築研究所(IMCA)の「高床式」ハイマウントコンテナハウスは、特に湿気の多い日本の気候に適したデザインであり、環境に配慮しながらも快適に住める工夫が施されています。もちろん「高床式」でない場合も「床下換気」には気を遣っています。高床式はより効果が高いと言えます。

