コンテナハウスコラム
四半世紀以上にわたり現場に立ち
研究し続けてきた私たちだから語れる
リアルな“コンテナハウスの深堀り話”です。
更新日:2025.12.04
01_はじめてのコンテナ
13_旅するコンテナハウス_読物
保存版_コンテナハウスはロマンだけじゃない。「好き」の理由とデメリット、本音で全部しゃべろう
コンテナハウスに惹かれる理由は、インダストリアルな見た目や基地感だけではありません。コンテナハウスファンの“好きポイント”5つと、ネットで語られるデメリット・失敗談を建築側の視点で整理。暑さ・寒さ・結露・サビ・違法建築・コスパの不安をほどき、建築用新造コンテナで後悔しないコンテナハウス計画のポイントを解説します。
コンテナハウスは本当に“ロマンだけの箱”なのか。コンテナが好きなあなたへ送る、本音の建築講義。インスタやPinterestで、コンテナハウスの写真を見つけるたびに、つい保存してしまう人がいます。港に積まれた何段ものコンテナ。草原にポンと置かれた真っ赤な箱。ゴルフ場のスタートハウス。海辺のコンテナカフェ。
「説明できないけれど、とにかくこの箱が好きだ。」
もしあなたがそういうタイプなら、コンテナハウスを検索するたびに、きっとこんな言葉も目にしてきたはずです。
「コンテナハウスはデメリットだらけ」
「夏はサウナ・冬は冷凍庫」
「結露でカビ地獄」
「違法建築になるからやめておけ」
ロマンと不安が、同じ検索結果の画面で綱引きをしている。それが、いまの「コンテナハウス情報」のリアルです。このコラムではまず、あなたがコンテナハウスに惹かれた理由を、建築側の視点から言葉にします。そのうえで、どこまでが本当にコンテナハウスの弱点なのか、どこから先は、きちんと設計すれば消せる“心配事”なのかを、包み隠さず整理します。
結論から言えば、
コンテナハウスは「デメリットだらけの危ない箱」でもなければ、「何もしなくても安くて最強の魔法の箱」でもありません。ただひとつだけ、はっきり言えることがあります。
コンテナに心を動かされた、その直感はだいたい正しい。
その直感を“長く続く箱”に育てるかどうかは、選び方と設計の問題だ。ここからは、その話を少し丁寧にしていきます。

もくじ
あなたのことはわかっているよ。コンテナファン大分析(僕もだけど)
まずは、コンテナハウスファンの「好きポイント」を分解してみます。多くの人が、心のどこかでこの5つを共有しています。
1-1. 工場・港のインダストリアル感
鉄のリブ。角ばった箱のシルエット。コンテナ番号やマークの記号性。
こういうものに触れたとき、人はどこかでこう感じます。
「普通の家じゃない」
「現場っぽい」
「仕事の匂いがする」
つまり、“生活”より少し“現場寄り”の空気で暮らしてみたい欲がある。綺麗に整えられた住宅街の真ん中ではなく、冷たい鉄と物流の気配が残る箱に、あえて灯りをともしてみたい。
この「インダストリアルな気配」が、コンテナハウスの入口になっています。
1-2. レゴブロックのようなモジュール感
20FTコンテナ
40FTコンテナ
レイダウン(横倒しモジュール)
この決まった寸法の箱を、1台でワンルーム、2台でL字型、3台+デッキでコの字型…
と「何台つなぐか」で平面を構成していく感覚は、
ほとんどレゴブロック遊びです。
図面が読めない人でも、「20FTが2本なら、これくらいの広さだな」「ここにもう1本足したら、寝室ができそうだ」と、『素人でも“プランを考えたくなる箱”』になっている。
この「モジュール感」が、コンテナハウスを“参加したくなる建築”にしています。
1-3. 少しアウトサイダーな匂い
コンテナハウスは、本能的にこういう場所に置きたくなります。
海辺のはしっこ
山の中の開けた場所
工場跡地
ゴルフ場のスタート横
「住宅地のど真ん中に整然と…」というより、どこか端っこに、ちょっとはみ出して佇んでいる感じ。
「ちゃんとした家」より、少しだけアウトサイダー。
ほんの少し、社会のメインストリームから距離をとった場所。
その“はみ出し感”に、ロックな匂いを感じる人たちがいます。
コンテナハウスファンの多くは、心のどこかで「ちょっとだけ外側にいたい」と思っている人たちでもあります。
1-4. 小さくて濃い「基地」感
コンテナハウスのイメージを聞くと、こんなキーワードがよく出てきます。
ガレージ
サーフベース
アトリエ
隠れ家
書斎以上・家未満の“基地”
そう、コンテナは“住む家”というより、
「用があるときに行きたくなる基地」としてのイメージがとても強いのです。
実際、ネット上で反応が良いのは、巨大なコンテナリゾートよりも
20FT〜40FTクラスの小さなプロジェクト
コンテナ1〜3台+デッキくらいの“ちょうど良い基地”だったりします。
『「小さくて濃い場所」』が欲しい人の心に、コンテナハウスは、かなりドンピシャで刺さっています。
1-5. 「なんとなく安そう」というコスパ幻想
最後に、正直に書いておきたいポイントがひとつ。
既製の箱だから安そう
シンプルだから建築費も抑えられそう
という、『“なんとなくのコスパ期待”』も、かなり根強いです。
ただ、現実はこうです。
中古海上コンテナは、そもそも建築用ではないので使えません。
サビ・歪み・補修歴がバラバラ
断熱・防錆・構造補強に手を入れると、結局コストがかさむ。
それに対して建築用新造コンテナ
建築基準法対応の構造体
きちんとした基礎・断熱・内装・設備が必要→ 「他の鉄骨系小規模建築と同レベルの手間」はかかる
つまり、「圧倒的に安い」わけではないのです。
ここを現実とすり合わせないまま突っ走ると、後で「こんなはずじゃなかった」という後悔の火種になります

コンテナハウスファンが心のどこかで怖がっていること
コンテナハウスファンは、
ワクワクしながら画像を保存する一方で、検索結果を見てこんな不安も抱えています。
「やっぱり夏はサウナ、冬は冷凍庫じゃないの?」
「結露でカビだらけになった、ってブログを見た…」
「違法・建築確認・固定資産税、その辺どうなってるの?」
「サビて10年で終わる箱だったらイヤだ」
「家族や銀行に“それ大丈夫なの?”って言われそう」
つまりコンテナファンは、“ロマン”と“現実の不安”を同時に抱えている人たちです。
だからこそ、こちらから先にこう伝えるのが大事だと思っています。
「あなたが心の中で思っているその不安、こっちも全部わかっているよ。」
心配を消すことは、とても大事です。
でも同時に、ロマンもちゃんと肯定したい。
この両方をやるのが、コンテナハウスのコラムに求められている役割だと考えています。
「コンテナハウスはデメリットだらけ」って本当?
ロマンと現実を仕分ける
ここからは少し、“中身の話”をします。
よく出てくる「デメリット話」を、ざっくり仕分けするとこうなります。
3-1. 本当に弱点になりやすい部分
放置すると、本当に「デメリットだらけ」になりやすいポイントはこのあたりです。
断熱・気密・換気を甘く見ること→ 暑さ・寒さ・結露・カビ
構造・法規を軽視すること→ 建築確認が通らない、違法建築リスク
防錆・塗装メンテナンスを放置すること→ サビが進行して寿命を縮める
中古コンテナを“安くてお得”と思って安易に採用すること→ 改造費・補修費で結局高くつく
これは、コンテナに限らず、鉄の箱を「建築物」に格上げしようとする時に必ず向き合うべき弱点です。
3-2. 「設計と技術で消せる心配事」
一方で、きちんと設計すればコントロールできるものも多いです。
夏の暑さ・冬の寒さ→ 断熱材の厚み・種類、窓の性能、日射遮蔽、換気計画で対処可能
結露・カビ→ 外皮側の断熱+室内側の気密+換気計画のセットでコントロール
サビの進行→ 耐候性鋼板+適切な塗装仕様+7〜10年ごとの塗り替え・年1回点検でコントロール
違法建築リスク→ 建築用新造コンテナを使い、建築確認申請をちゃんと通す
つまり多くの「コンテナハウス失敗談」は、コンテナだから失敗したのではなく、「建築としての段取り」をすっ飛ばしているから失敗している。という側面が強いのです。
3-3. 中古コンテナ vs 建築用新造コンテナ
ここははっきり書いておきます。
中古海上コンテナ
目的:貨物輸送
建築用途は想定されていない
板厚・サビ・補修歴がバラバラ
断熱・防錆・構造補強をやり直す必要がある
建築用新造コンテナ
目的:建築物の構造体
建築基準法ベースで鋼材・寸法・補強を設計
建築確認申請や構造計算に乗せられる
「中古は安いからお得」と思いがちですが、建築物としてちゃんと仕立て直す手間まで含めてトータルで見ると、建築用新造コンテナの方が、結果的に“安くつく”ケースも少なくありません。
3-4. 「箱から」ではなく「暮らし方から」逆算する
コンテナハウスで後悔する人の多くは、
「コンテナが好き」
↓
「とりあえず20FTを1本買ってみた」という順番で走り出してしまいます。
そうではなく、本来はこうです。
どこで、何のために使う箱なのか
住宅/別荘/店/オフィス/ガレージ…
どれくらいの時間、そこで過ごすのか
常時住むのか、週末だけなのか
何年くらい使うつもりなのか
そのうえで「コンテナでやる意味」が本当にあるのか
ここまで整理したうえで、「その用途なら、コンテナハウスは“最適な器”になりそうだ」となったなら、
コンテナを選ぶ意味は十分にあります。

こういうコンテナハウスなら後悔しない
ロマンを守りつつ、現実にも強い箱
最後に、「後悔しないコンテナハウス」の条件をざっくりまとめます。
条件1:建築用新造コンテナを使う
海上コンテナではなく、建築基準法対応の建築用新造コンテナを採用する
構造・法規・耐久性のベースを、最初から建築レベルにしておく
ここでケチると、後で「コンテナハウス デメリット集」の住人になります。
条件2:断熱・気密・換気を“普通の家以上”に真面目にやる
壁・天井・床の断熱仕様
窓の性能・配置
気密施工
24時間換気・局所換気
このあたりを“なんとなく”で済ませない。暑さ・寒さ・結露の失敗は、ほぼここで決まります。
条件3:構造・法規・税金の話から逃げない
建築確認申請
構造設計・耐震
用途地域・防火規制
固定資産税・償却資産税
「コンテナならその辺ゆるくても大丈夫でしょ?」は、ほぼ都市伝説です。ふつうの建物と同じように、きちんと建てて、きちんと申請する。『そこを正面からやる会社と組むことが、最大の“デメリット対策”』になります。
条件4:塗装とメンテナンスを“付き合っていく前提”で考える
外壁・屋根の塗装仕様
海沿いか、内陸か
5〜10年おきの再塗装
年1回の点検・タッチアップ
コンテナハウスは「鉄×塗装」の建物です。ノーメンテで永遠に持つ箱ではありません。
でも、塗り替えのたびに色を変えたり、イメージを更新していける楽しさもあります。
メンテナンスを「コスト」だけでなく、「箱を育てるイベント」として楽しめる人は、コンテナハウスに向いています。
条件5:どこまで“コンテナ感”を残すか、最初に決める
外観はガチガチのコンテナ感でいくのか
一見コンテナに見えない「第二の皮」をかぶせるのか
内装は柔らかく・外観はハードに、などコントラストをつけるのか
このバランスで、写真映えはするけど住みにくい箱
暮らしやすいけどコンテナ感が消えた箱
いいところ取りの“ちょうど良い箱”のどれになるかが決まります。

まとめ:ロマンも現実も、両方味方につける
あなたがコンテナハウスの画像を保存してしまうのは、
ただの気まぐれではありません。
インダストリアルな美学
レゴ的なモジュール感
少しアウトサイダーな空気
小さくて濃い基地感
そして、どこかにある「自分の場所を持ちたい」という静かな欲求。その全部が、鉄の箱に投影されているだけです。私たちの原点のひとつは、アメリカのケース・スタディ・ハウスの世界観です。
インダストリアルな建築の美しさと、世界のロジスティクスを変えた「コンテナ」という道具を、オープンな建築部品として扱ったらどうなるか。きっと、暮らし方やお店の在り方に、もう一度“小さな革命”が起こせる。
そんな感覚で、建築用新造コンテナをつくり、コンテナハウスの設計を続けてきました。
アルマーニのポップアップショップを、
コンテナで組み上げていく途中の写真があります。
ファッションも、建築も、ロジスティクスも、ぜんぶひと続きのデザインとして扱っているその光景は、「コンテナハウスはロマンだけじゃない」と教えてくれます。
コンテナが好き、という直感は間違っていない。
その直感を“長く続く箱”に育てるかどうかは、いま、どんな前提で一歩目を踏み出すか次第です。ここから先は、あなたの番です。ロマンも現実も、両方テーブルの上に乗せながら、自分のコンテナハウスの物語を組み立てていきましょう。

コンテナハウスファンのためのQ&A 10選
(デメリット・失敗・不安をまとめて整理)
Q1. コンテナハウスにこんなに惹かれるのは、正直なところなぜなんでしょう?
A.
多くのコンテナハウスファンは、
工場や港のインダストリアルな雰囲気
レゴブロックのようなモジュール感
少しアウトサイダーな「はみ出し感」
小さくて濃い“基地”の空気
「なんとなく安そう」というコスパの期待
この5つのどれかに反応しています。
「説明できないけど好き」という感覚には、ちゃんと理由があります。
まずは自分がどのポイントに一番ときめいているかを意識しておくと、計画全体のブレが少なくなります。
Q2. ネットで「コンテナハウスはデメリットだらけ」と見ました。本当ですか?
A.
本当の部分も、誤解の部分もあります。
中古海上コンテナをそのまま使う
断熱・結露・法規を軽視する
こうした前提だと、たしかに
暑さ・寒さ
結露・カビ
違法建築リスク
といった“デメリットだらけコンテナ”になりがちです。
一方で、建築用新造コンテナ+きちんとした設計・施工を前提にすれば、
小さな鉄骨造と同レベルの性能を持たせることは十普通に可能です。
問題は「コンテナ」という単語そのものではなく、前提条件の置き方にあります。
Q3. コンテナハウスの「暑さ・寒さ問題」は、やっぱり避けられないんでしょうか?
A.
「裸の鉄の箱」のままなら、ほぼ避けられません。
ただし、
壁・天井・床の断熱仕様
窓の性能・配置(日射取得/日射遮蔽)
気密施工
換気計画(24時間換気など)
をきちんと設計すれば、一般的な住宅レベルの室内環境は普通に実現できます。
“コンテナだから暑い・寒い”のではなく、
『「鉄なのに断熱をケチる」』ことが失敗の原因です。
Q4. 結露やカビが不安です。コンテナハウスは結露しやすい建物ですか?
A.
鉄は熱伝導率が高く、断熱・気密・換気が不十分だと結露しやすい素材です。
ただし、
外皮側に適切な断熱層
室内側の気密層
適切な換気計画
を組み合わせれば、『木造以上にコントロールされた“乾いた箱”』にすることも可能です。
結露・カビの失敗例の多くは、
中古コンテナに何となく内装を貼っただけ
断熱が薄い
換気計画がない
といった設計不足から来ています。
Q5. コンテナハウスは本当に安いんですか?ストレートに教えてください。
A.
ストレートに言うと、『「ちゃんと建築物として作るなら激安ではない」』です。
建築用新造コンテナ
建築確認
基礎・断熱・内装・設備・インフラ接続
まで含めると、同レベルの性能を持つ小さな鉄骨造と同じようなコスト帯になります。
ただし、
小さな平屋
別荘・セカンドハウス
店舗・スタートハウス・ガレージ
のような“コンパクトで濃い箱”を作るのは得意です。
「35坪の家を安く」より、『「12〜20坪の基地をしっかり」』の方が、コンテナハウスの得意レンジであることも事実ですが、「必要な設備は大きかろうと小さかろうと同じ様に必要」なので、小さめの計画の方がいわゆる「坪単価」は高くなる傾向にあります。
Q6. 中古海上コンテナと建築用新造コンテナ、何が一番の違いですか?
A.
ざっくり言うと、そもそもの目的が違います。
中古海上コンテナ
目的:貨物輸送
建築用途は想定されていない
板厚・サビ・補修歴がバラバラ
建築用新造コンテナ
目的:建築物の構造体
建築基準法ベースの鋼材・寸法・補強
建築確認・構造計算に乗せやすい
“安く手に入る箱”という理由だけで中古を選ぶと、
構造・防錆・断熱・法規への対応で結局手間とコストがかさむことが多いです。
長く使う建物として考えるなら、建築用新造コンテナ一択と考えておいた方が安全です。
Q7. コンテナハウスは違法建築になりやすいって本当ですか?
A.
「置いただけのコンテナ」を住居や店舗として使うようなケースは、確かに危険です。
基礎に固定されている
屋根・壁があり、継続的に使用する
水道・電気などのインフラを常設接続
といった条件を満たせば、コンテナでも立派な“建築物”扱いになります。
つまり、通常の建物と同じく、
建築基準法に適合した設計
建築確認申請
検査済証(これ実はものすごく大切です。忘れない様にお願いします)
が必要です。
ここを正面からやっている会社と組めば、コンテナだから違法になる、ということはありません。
Q8. 「コンテナ感」は好きだけど、暮らしにくいのは嫌です。両立できますか?
A.
両立できます。
ポイントは、「どこまでコンテナ感を見せるか」を最初に決めることです。
外観はコンテナのリブや色で“らしさ”を出す
内装は木や柔らかい素材で落ち着かせる
外はロック、中は快適住宅レベルの断熱・設備
という組み合わせで、写真映えと実用性の両方を取ることができます。
全部コンテナ感で押し切ろうとすると、「映えるけど疲れる箱」になりがちです。
Q9. コンテナハウスで後悔しないために、一番大事なポイントは何ですか?
A.
一番のポイントは、
「コンテナから入らず、暮らし方から逆算する」ことです。
どこで
何のために
どれくらいの頻度で
何年くらい使うつもりか
を先に言葉にしてから、
それに合うコンテナの台数・サイズ・構成を考える。
「コンテナが好きだから、とりあえず1本」ではなく、
『“暮らし(もしくは事業)→器としてのコンテナ”』の順番で考えると、後悔がぐっと減ります。
Q10. コンテナハウスが気になっているだけの段階で、何から相談すればいいですか?
A.
まだ土地も用途も決まっていない段階なら、まずは次の3つだけ準備してみてください。
つい保存してしまったコンテナの写真(インスタの「保存」やPinterestボードでもOK)
自分がとくに強く惹かれた「好きポイント」
インダストリアル感?
基地感?
アウトサイダー感?
不安に思っていること
暑さ・寒さ
結露・サビ
お金・ローン・税金
法規・違法建築の心配 など
この3つが整理されていれば、あとはロマンと現実の両方をテーブルに出してくれる相手に相談するだけです。
コンテナハウスは、
ロマンだけでも、現実だけでも、どちらか一方ではうまくいきません。
両方をちゃんと見つめたときに初めて、
『「好きだったコンテナ」が「長く付き合える箱」』に変わっていきます。
記事の監修者
大屋和彦
九州大学 芸術工学部卒 芸術工学士
早稲田大学芸術学校 建築都市設計科中退。
建築コンサルタント、アートディレクター、アーティスト、デザイナー。