コンテナハウスコラム

四半世紀以上にわたり現場に立ち
研究し続けてきた私たちだから語れる
リアルな“コンテナハウスの深堀り話”です。

更新日:2025.06.21

コンテナハウスのデザイン

コンテナハウスの活用術

読み物

MIKAN(未完) HOUSE マニフェスト(セルフビルド)

MIKAN(未完)HOUSEという「現代コンテナ建築研究所」の「建築確認申請付セルフビルドのコンテナハウス」、しかも「セルフビルド」できるところは「自分で選べる」、今までにないシステム。
このシステムで「あなたは建築家」になる。

未完という、最高の完成形へ


家は、完成してしまったときから老いはじめる。
誰かが決めた間取り。固定された暮らし。閉じられた機能。
そこには、住む人が自由に迷い、変化し、育てていく余白が残されていない。
私たちはそうした「完成形」に、どこか物足りなさを感じてきました。
なぜなら、建築は本来、暮らす人の問いとともに変わり続けるべきものだからです。
だから私たちは、「未完の家(MIKAN HOUSE)」をつくります。
それは、まだ完成していない、だからこそ可能性に満ちた“始まりの場所”です。
あなたが、建築家になる。
MIKAN HOUSEでは、住まい手自身が「建築家」となります。
図面に描かれなかった居場所を見つけ、空間に手を加え、自分だけの風景をつくっていく。
その行為こそが、私たちが信じる「建築」です。

資格や肩書きはいりません

必要なのは、自分の暮らしを想像し、それを形にしようとする意思だけ。
庭にウッドデッキを足す。壁に棚をつける。季節ごとに使い方を変える。
それはすべて、小さな「建築行為」です。
「未完」であることは、自由であること。
MIKAN HOUSEは、固定化された住まいではなく、「変化するプラットフォーム」です。
コンテナという移動可能な構造体は、自由度と余白を残しながらも、高い耐久性と施工性を持ちます。
小さく建てて、拡張し、場所を変え、再利用する。
未来のライフスタイルに合わせて、住まいが生きもののように進化するのです。
未完であるということは、未熟ではありません

建築とは、誰かの夢をかたちにすること

私たちが届けたいのは、単なる“箱”ではありません。
自分の手で、自分の世界をつくっていくという、創造の権利とよろこびです。
大きくなくていい。完璧でなくていい。
だけど、あなたの人生にぴたりと寄り添う、唯一無二の建築が、ここにあります。
さあ、はじめましょう。
MIKAN HOUSEで、あなたは「建築家」になる。

記事の監修者

大屋和彦

大屋和彦

九州大学 芸術工学部卒 芸術工学士
早稲田大学芸術学校 建築都市設計科中退。
建築コンサルタント、アートディレクター、アーティスト、デザイナー。

1995年よりコンテナハウスの研究を開始。以後30年間にわたり、住宅、商業施設、ホテル、福祉施設など300件以上のプロジェクトに携わる。特にホテルをはじめとする宿泊施設型コンテナハウスの設計・施工に圧倒的な実績を誇る。商業施設、住宅分野にも多数の実績があり、コンテナハウス建築業界で幅広く活躍している。