コンテナハウスコラム
更新日:2025.02.04
コンテナハウス講座(初級)
コンテナハウス講座 単独コンテナの可能性 初級2/5
もくじ
単独のコンテナに何が可能か
単独のコンテナとは。
一般的に考えると
1.20FEETのノーマル高さW2438XL6058XH2591と
2.HiCubeのH2896
3.40FEETのHiCube=W2438XL121928XH2896
これらが一般的に流通している単独コンテナのサイズです。

単独コンテナの強みとはなんでしょう?
単独コンテナの強みはその「独立性」ゆえの「可搬性」ということができます。建築用途としては「基礎に緊結」しなければなりませんが、緊結の方式は基本「アンカーボルト」への定着ですから、ボルトナットによる定着ですので、取り外しは至って簡単なことです。
移設できる「建築物」というものはなかなか昔から考えられていたにせよ、現実にはそんなにあるものではありません。しかし単独のコンテナハウスは生まれながらにして「移設」は可能な躯体なのです。しかも「分解」などの手間はなく、そのままピッタリとおさまるトレーラーもあり、世界中にロジスティクス網まで構築されているという「あり得ない強み」があるのです。

単独コンテナの大きさはどんなものでしょう
1.20FEET_NORMAL_HIGHT=W2438XL6058XH2591
2.20FEET_HiCube=W2438XL6058XH2896
3.40FEET_HiCube=W2438XL121928XH2896
4.20FEET_LAYDOWN_container=W2896XL6058XH2438(幅広で背が低い)_当社発明品
基本的には「輸送用」に開発されたものなので幅は道路事情や道路交通法上の観点から決まってきています。
海外では道路事情からもっと幅広のものも流通しています。
ここは優先順位が「輸送」の観点ですから、いわゆる「ヒューマンスケール」と言われるヒトにとって心地良かったり、便利だったりする寸法体系は採用されていません。
しかしながら、当社の発明品の「LAYDOWN_container」は縦と横のプロポーションを変えたものです。人が使う上では「横のサイズが2896mmで断熱などの内装の仕舞いをつけてW2600程度にする事ができ、ワイドが結構ですヒューマンスケールのサイズになり使いやすくなっています。ただ、天井高さが低くなるという欠点はあります。
そんな単独コンテナですが、横幅が「普通タイプ」のものも、「色々な工夫のもと」にあらゆる仕事やビジネスや、居住用にも使われています。
可動性を完全に生かしたものは「トレーラー」に載せて使う「トレーラー型」での使い方です

単独コンテナの進化(LAYDOWN_container)横倒しプロポーション型




単独コンテナの設計例











